SEKENには、主な活動拠点としてデスクやロッカーを利用する「シェアオフィス」の他にも、普段は別の場所で業務を行い、事業所の所在地として住所利用する「バーチャルオフィス」としても、多くの事業者様に活用いただいています。
この記事はSEKENを利用されている事業者の皆様をもっと多くの方に紹介することと、「バーチャルオフィスって何?」「どんなメリットがあるの?」という疑問にお答えするため、利用者の声をお届けするシリーズです。
SEKENの中の人である、フルカワとフジモトで取材しています。
第2回目のゲストは、合同会社ダイバーステイの村山大樹さんです。
地域課題の一つである「空き家」への取り組み
ーダイバーステイはどのような事業をされていますか?
栃木県南エリア(小山市を中心)で、空き家を活用した民泊施設を運営しています。
2020年7月に1軒目となる「まなかのいえ」の運営を開始し、2024年4月現在は、計4件の民泊施設を運営しています。
これまで、「農村地にある空き家」、「使わなくなった建物で荷物がそのままの空き家」など、買い手がつきづらそうな空き家をリノベーションし、民泊施設として活用してきました。
その他にも、民泊施設に関する相談、空き家管理・民泊運営代行もしていますので、空き家でお困りの方はぜひお声がけください。
ーどのような経緯で事業を始めたのですか?
小山市の地域おこし協力隊として、農泊の推進に携わったことがきっかけでしたね。
農村地域で暮らす方々とコミュニケーションを取るなかで、地域に空き家がたくさんあるという話を聞き、その地域課題に取り組みたいと思い、空き家を活用することにしました。
その後、地域の方々や大学生をはじめ、いろいろな人の協力を得て、民泊施設としてなんとかオープン。
いろいろな人たちの力を借りてカタチにできた場所だったこともあり、建物の周りが田んぼしかないのに本当に宿泊者がくるのかなって、オープンした当初はドキドキでした。
それでも、始めてみると県外からもお客さんが来てくれて安心しました。
その後、小山市の中心市街地や隣の栃木市でも空き家を活用した民泊施設を展開し、現在に至ります。
SEKENのバーチャルオフィスとの出会い
ーSEKENを利用しようとした経緯をお聞かせください
地域おこし協力隊の任期は3年間で、協力隊終了後の働き方として起業を考えていました。
法人登記に必要となる住所を探していたときに、SEKENがオープン。
地域での活動を通して、SEKENを運営する方々との繋がりがあったことから、利用することにしました。
ーSEKENを利用してよかったことやメリットだと思うことをお聞かせください
起業時に物件を借りることも考えましたが、まだ事業を始めたばかりなので、なるべく費用が掛からないよう、小さく始めたいなと思っていました。
自宅住所で登記することも案としてはありましたが、家族のことを考えると心配で…。
なので、費用をなるべく抑えて、安心して住所を公開できるのはありがたいです。
ー最後に一言メッセージをいただけますか
起業をすると、一人で考えることも多く不安になりがちですが、いつもSEKENのスタッフの方々が相談に乗ってくれるのが、心強くて良かったです。
初めて起業する方は、SEKENで始めることをオススメします。
合同会社ダイバーステイ
編集後記
村山さんは、SEKENが始まる前からお付き合いがあるうちの1人です。
民泊事業を進めている話や、地域での活動について話を伺うたびに、多くのことを学ばせてもらっています。
これから先、どのような展開をされていくのか。
ダイバーステイさんの今後についても応援し続けたいと思います。
(フジモト)
私たちSEKENでは、利用メンバーを絶賛募集中です。シェアオフィスやバーチャルオフィス、その他最近はじまったシェア型図書館「みつわ文庫」など様々なメニューがあります。ぜひご一緒しましょー!