SEKENには、主な活動拠点としてデスクやロッカーを利用する「シェアオフィス」の他にも、普段は別の場所で業務を行い、事業所の所在地として住所利用する「バーチャルオフィス」としても、多くの事業者様に活用いただいています。

SEKENの中の人である、フルカワとフジモトで取材しています。

第1回目のゲストは、記念すべきバーチャルオフィス利用の第1号である株式会社ロックスパーク 代表取締役社長の松嶋康平さんです。

>地域の声を聞き、地域のよさを生かしたスポーツイベント

市民マラソンをメインに、自転車関連イベントなどのスポーツイベントの企画運営を手掛けています。直近だと、小山市の「おやま春マラソン2024」に携わっています。

市民向けのスポーツイベントのクライアントは地方自治体が多く、栃木県内が主ですが、その他埼玉や千葉などの関東地方、福島などの東北地方と東日本エリアで仕事をさせてもらっています。

2021年1月に1人で創業し、2022年10月に法人化。現在は3名の仲間と共に事業を推進しています。

新卒で入社したスポーツイベント会社で7年半働いた後、起業しました。

前職は、東京マラソンがはじまった2007年を契機に全国に広がった市民マラソンイベント業界の最大手で、市民マラソン運営のノウハウを持っている企業でした。

最初の赴任地は本社のある東京で、3年間イベント関連部署に勤務したタイミングで大きな転機がありました。

栃木県に新しく支店を立ち上げることになり、栃木県壬生町出身で大学も栃木県内だったことから「地元で新しいチャレンジをしてみたい」と立候補。

約4年間栃木営業所の所長として、4名ほどのチームを率いていました。

そんなタイミングに訪れたコロナ禍。多くのイベントが休止になり、自身の今後について考えることも増えたんです。

地域に根差した比較的規模の小さい市民マラソンのサポートはまだまだ少なく、そうしたサポートを今後取り組んでいきたいとの思いが抑えきれず退職し、現在に至ります。

マラソンイベントといってもどこでも同じ画一的なイベントにするのではなく、地域性を大事にしたり、専門分野で構成される運営チームそれぞれの良さを引き出し、主催者が実現したいイベントとして形にすることです。

マラソン大会は、我々のような専門家が手順を踏んで設計・管理すれば「市民マラソン大会」というひとつの形にはなります。

ですが、地域の良さ、主催者の思いを生かすことがイベントの特徴となり、市民ランナーの満足度や地域の活性化につながると考えています。

さっき言ったような地域性を生かし、主催者や市民に寄り添い、伴走しながら実現を目指すボトムアップ型のプロジェクト運営ができることですね。

思いをぶらさないためにも、内容を一緒に考えるところからはじめて、実現に向けての細かい調整だけではなく、チラシ制作やwebの内容といった広報に関わるまで、全体の進行管理と設計まで一気通貫で手掛けられるのも強みかもしれません。

マラソン大会は準備も長期間に渡ります。細かい地味な作業が続くこともしばしば。ですが、いろんな人たちと当日に向けて作り上げていくプロセスや、準備してきたことがイベント当日にガチってハマった時の達成感はたまらないですね!

イベント現場の様子

>SEKENのバーチャルオフィスとの出会い

独立するタイミングで、自宅ではないところに住所を持ちたかったのが一番大きな理由です。
住所を取得するだけなら東京などにもあるが、出身地や関係の深い土地が栃木県南エリアだったこともあり、その地域で会社を大きくしていきたいと考えていました。

SNSやwebサイトでSEKENのことを知って、SEKENの取り組みが地域を大切にしていることもわかり、利用させてもらうようになりました。

最初は1人で活動していたので、人との出会いの機会が極端に減っていました。特にスポーツ業界ではない人たちと触れ合う機会がほとんど無くなってしまっていて、SEKENを通じて世代や職種を越えたいろんな人たちと自然に交流できるのが助かっていますね。

また機械的に対応するバーチャルオフィスもある中、生活圏にあることでSEKENのスタッフと直接話をしたり、意見交換しながら柔軟に対応してもらえることも自分には合っていると思います。

迷っている段階でもまずはスタッフと話をしてみて欲しいですね。
細かな相談にも親身になってくださいますし、事務所を借りることに比べると費用は安く抑えられるので、試してみる価値はあると思います。

松嶋さん、この度は、貴重なお時間をありがとうございました。

株式会社ロックスパーク

編集後記

松嶋さんのスポーツディレクションという仕事は、僕の職能でもある地域コーディネーションや市民参加型のまちづくりと共通する点が非常に多く、話すたびに刺激をもらっています。

印象的だったのは、型にはめたスポーツイベントは目指さないという言葉。松嶋さんたちロックスパークが目指す「地域の声を聞き、地域のよさを生かしたスポーツイベント」が増えることで、僕たちの暮らすまちがどんどん面白くなっていくだろうなとワクワクしました。

ローカルだからこその面白さを。

そんなことを改めて感じる取材でした。

(Dフルカワ)